無駄遣いをしているつもりないのに、まったくお金が貯まらない・・・
給料日前はいつも苦しい・・・
物価高で食費も上がり、なかなか給料も上がらない。
毎月の生活で精いっぱいなのに、一人暮らしでお金を貯めるなんて絶対ムリ。

給料日前はいつもカツカツで苦しい・・・貯金なんてできるはずないよ
貯金が本当にきびしい時代ですよね。
しかし、こんなご時世でも工夫次第では、お金を貯めることも可能です!
かつて私は、お金をまったく貯めることができない人間でした・・・
お金のことで毎日、毎日悩んでとても苦しかったのを覚えています。
お金のことに無頓着で、仕事も続かず、本当に底まで落ちた時は銀行預金残高3,000円までに・・・
当時、次の給料日までお金が足りなかったので、それまで生き延びるために妹からお金を借りるというみじめな過去もありました。
このままではいけない。自分を変えなきゃダメだ・・・
意識を変えて貯金を開始。
ネットや本などで貯金ができる方法を必死で勉強しながら実践し、毎月貯金ができるようになりました。
貯金が楽しくなり、さらに勉強と実践を繰り返し、今では息をするように貯金が可能なまでに。
その結果、なんと10年足らずで資産額1,000万円を達成!
貯金に関する勉強をしていくと、
お金を貯めるには固定費を見直すことが、一番効率が良く貯まる
とだいたい同じことが書いています。

貯金にはコツがあって、家計の大半を占める固定費の見直しがポイントですね!
固定費は家計の大半を占める場合がほとんどなので、見直すだけで家計がラクになりやすいです。
大きな固定費を見直すことで、お金が流れ出ていく大きなバケツの穴を小さくし、貯まりやすい家計を作ることができます。
今回の記事では、「固定費は下げられない」の思い込みをはずし、大きな固定費を見直してお金がためられる家計を作る方法がわかります。

固定費が大きいのはわかるけど、全部必要なものだから簡単に下げられないよ!

それは、じつは思い込みかもしれないです
- 大きな固定費を見直し、家計をラクにしていく方法
- 「固定費は下げられない」の思い込みがはずれる
- 固定費を見直すことで自動的にお金に余裕が出ることがわかる
一人暮らしで見直すべき固定費は?
そもそも固定費とは、何でしょうか?
それは、息をしているだけでもかかるお金のことです。
要するに自動的に毎月払っている支払いのこと。
家計を圧迫している大きな固定費と言われているのが、以下の3つになります。
- 家賃
- 保険
- 車
毎月同じ額を支払っているということは、一度見直してしまえば今より自動的にお金がかからなくなるということです。
これらの3大支出を見直すことで、一人暮らしでもお金が貯まりやすくなっていきます。
一人暮らしで固定費を見直すことのメリット
一人暮らしで固定費を見直すことの一番のメリットが、一度見直せばずっと効果が実感できることです。
毎月の支出が自動的に減るので、家計がだいぶラクになります。
お金が貯まりやすくなり、精神的に余裕がでるのでストレスを発散するためのお金を使う必要がなくなります。
お金を使わなくてもストレスがたまりにくいので、さらにお金が貯まる好循環に入りやすくなります。

ストレスが減ったら、ストレス発散のためのお金が必要なくなって一石二鳥だね♪

一度見直してしまえば、思考停止でもずっとラクな状態が続くのは最強ですね!
固定費の見直しは、魅力がたくさんです。
固定費を見直すことのメリットを見ていきましょう。
ストレスがたまりにくい
食費や被服費のように「使っちゃダメだ」なんて考えずに、一度実行するだけでお金が貯まりやすくなります。
大きな支出を減らすことができるので、細かい出費に対してあれこれ考えることが減り、今を楽しむことができるようになります。
毎月の家計がラクになるのでストレスがたまりにくくなります。
自動的にお金がたまりやすくなる
一度固定費を見直してしまえば、毎月の支出が大幅に減り自動的にお金に余裕が出てきます。
毎月の支出が自動的に減るのは、本当に心が軽やかです。
何もしなくても余裕が出るって本当にさいこうですね。
効率がかなり良い
大きな固定費の見直しをすると何も考えず、何もしなくても毎月の大きな支出が自動的に減ります。
精神的にも、金銭的にも本当にラクになります。
家計に占める割合の低い食費や水道光熱費などの変動費(毎月変わる支出のこと)より、固定費のような大きな支出を見直すほうが効率が良いです。
変動費は努力の割に支出を下げるのが難しく、生活の質が落ちてしまう可能性もあります。
それに比べ固定費は一度の見直しで大きく支出を下げられ、労力もかからず生活の質も落ちにくいです。
お金を稼ぐレベルに匹敵する
毎月大きな支出が自動的に減るということは、今よりも収入が増えたとも考えられます。
例えば現在家賃7万円で、引越して4万円のアパートに住むとすると毎月3万円稼いだと同じになります。(初期費用の回収を考えない場合)
一度引っ越してしまえばこれが毎月自動的にお金が3万円入ってくる不労所得のようなものです。
仕事でお金を稼ぐと税金がかかるので実際の稼いだ額より少ないお金が手元に残ります。
例えば、ざっくり税金を考えて37,500円くらい仕事で稼がないと手元に3万円は残りません。
固定費の見直しは、なんと税金がかからず非課税ですからね。効率が良すぎます。
月3万円を仕事で稼ぐより
- 一度の見直し後、時間と労力がかからない
- 心に余裕がでる
- 税金面でかなり有利
と良い事づくしです。
一度の見直しの労力で、継続的に稼ぐレベルに匹敵すると言えるでしょう。
固定費を見直すことのデメリット
固定費を見直すことのデメリットもあります。
労力がかかる
固定費の見直しの効果は絶大ですが、かなりの労力が必要です。
見直すときは、家計で大きな割合の固定費を見つけていく作業や、実際に行動をしていく必要があるのでかなり大変かもしれません。
でも、安心してください。
必要な労力は見直しの時だけ。
一度見直してしまえば、毎月圧迫していた家計から解放されてお金が貯まりやすく、精神的なゆとりも生まれます。
正直デメリットは労力がかかるの一点くらいしか浮かびません。
なかなか重い腰が上がらないかもしれません。
しかし、デメリットよりメリットの方がはるかに大きく上回ります。
見直した後のお金の余裕と心の軽やかさは、本当に見直して良かったと思えるものです。
家計簿をつけて大きな固定費を洗い出そう
まず、大きな固定費を知るためには、家計簿をつけることをオススメします。

家計簿なんてめんどくさいよ・・・

家計簿は、家計の健康診断!悪いところを見つけて治療していけるよ!
家計簿をつけることは、めんどくさいかもしれません。
家計簿は家計の健康診断と同様。
健康診断で身体の異常を見つけるように、家計の異常を発見するには家計簿が必要です。
スマホで簡単にアプリでも家計簿をつけることができるのでオススメです。
固定費は毎月支払う費用が変わることがないので1,2か月だけでも家計簿をつける意味があります。
車の固定費に関しては、税金が1年に1回と車検は基本2年に1回の支払いがあります。1,2か月では見えてこない部分もあるでしょう。
年払いなどのものは、1カ月に換算して計算して毎月の支払いで考えます。
毎月の支払ではなく、年払いを月の支払いに換算する場合の例
車検2年に1回10万円とします。
10万円÷24カ月≒1カ月約4,167円
毎月4,167円の支払いで換算することができます。
※車検のように若干変動するものは、多めに見積もっておくといいです。
月々払いでないものも、ざっくり1カ月に換算することで月々でどれくらいかかるか目で見て分かるようになります。

年払いを月払いで計算すると毎月の支出がわかりやすくなるね!

毎月の支払いに換算することで、家計の状態がわかりやすくなりますね
数か月家計簿をつけると毎月の支払い費用が把握できてきます。
ほんとうは家計簿を1年~2年続けることがベストですが、今回の目的は、固定費の支払い状況を知ることが目的なので最低でも1~2か月を目安にお伝えしています。
家計簿をつけることで見直すべき家計の大きなバケツの穴をを見つけやすくなります。
大きな穴を見つけることができたら、すぐに見直せる項目が見つかります。
まずは、家計簿を1~2カ月つけることから始めましょう。
大きな固定費は下げられないは思い込み!?
家計簿をつけて大きな固定費を知ることができたら、次は見直しを行います。
しかし、今の固定費をこれ以上下げられないと考えてしまうかもしれません。
もしかしたら、その考え方が思い込みかもしれません。

毎月カツカツなのに、これ以上固定費をどう見直すの?

実は、思い込みかもしれませんね。思い込みをはずすと固定費を今以上に下げられるかもしれませんよ
思い込みに気づくと、固定費を下げられる可能性があります。
3つの固定費に関する思い込みを見ていきましょう。
家賃に対する思い込み
一人暮らしの家賃の相場は、社会人であれば手取り収入の3割と言われます。

周りの人たちの家賃も手取りの3割くらいだから、それが普通でしょ?

相場の3割は気にしなくていいよ♪安くて自分が快適であるならそれでオッケー!
家賃相場が手取りの3割は気にしなくていい
家賃が手取りの3割くらいって本当にそうなのでしょうか?
収入の手取りの3割という相場よりも、自分が快適な住環境であればいいと思います。
自分が快適であれば、周りを気にする必要はありません。
周りを気にするということは、見栄を張る気持ちがあると思います。
家賃は安ければ安いに越したことはありません。
家賃をむやみに下げることばかりを考えないほうがいい
しかし、むやみに家賃を安くしようとすることはあまりオススメできません。
金銭面的には良いかもしれませんが、トータルで見ると損をしてしまう可能性があります。
- 治安が悪く、セキュリティ面で安心して暮らせない
- 快適な住環境でなく、不要に外出して逆にお金を使ってしまう
- 会社や買い物のアクセスが不便すぎる
家賃を下げるだけでなく、自分自身の住環境が快適であるかもかなり重要になってきます。
住環境も検討しながら、家賃を下げることを考えていきましょう。

住環境が快適でないとストレスがたまって、ストレス発散でお金使っちゃうね

その通り!居心地の良い家が節約につながりやすいですね
そして、住環境を踏まえて今払っている家賃が必要以上に高くないかどうかを考えることが大切です。
- 一人暮らしなのに必要以上に広い家に住んでいないかどうか?
- 新しい物件じゃなきゃ快適に住めないのか?
必要以上に広い家に住んでいないかどうか考える必要があります。
使っていない部屋に家賃をムダにお金を払っている可能性があります。
身体は一つしかありません。
一人暮らしでキッチンリビング以外に2部屋以上あると、部屋数が多いかもしれません。
基本1部屋で十分な場合がほとんどです。
必要以上に家が広いとモノが増えがちになります。
モノが増えるということは、モノを買うのにお金を使うことです。
使っていない部屋が物置のようになってしまうリスクがあります。
結果、物置部屋に無駄に家賃を払っていることになります。
必要最低限数の部屋を検討してみてはどうでしょうか。
部屋数が少ないと家賃が下がる傾向にあります。
自分に必要な部屋の数を最適化することで必要以上に家賃を払わなくて済みます。
また新しい家でも年数が経ってくると、例外なく古くなっていきます。
新築から住み始めて、年数が経ってきても住みにくいとはなかなか感じないものです。
相当なボロアパートではない限り水漏れ、雨漏り、騒音等がなければ基本は快適に過ごせるでしょう。

たしかに必要以上に広い家、築年数にこだわりすぎていたかもしれないなぁ・・・

必要と思っていたものが、必要以上ってこと多いですね
周りの相場観なんて気にせず、自分の必要最低限、快適な住環境であれば安ければ安いほうがいいです。
保険に対する思い込み
一人暮らしだと保険がないと不安ですよね。
働けなくなったらどうしよう・・・と考える気持ちめっちゃわかります。
不安で加入した保険。
実は、ムダな可能性があることを疑ってみましょう。

いやいや、いざという時の保険が無駄なわけないじゃん!なんかあったらどうするの?

健康保険の制度を知ることで、考え方がかわるかもしれません
一人暮らしの月々の保険料が平均で1万円以上の支払いがあると言われます。
月1万円結構な保険料になりますが、本当は不要な保険も多いです。
もちろん、保険が役に立つこともあるので否定をするつもりはまったくありません。
一人暮らしで不要な保険に加入していることが問題であり、その場合は見直す必要があります。
不要な保険の可能性があるのは、以下の通りです。
- 生命保険
- 医療保険
不要な可能性がある保険をみていきましょう。
一人暮らしに生命保険が不要な理由
なんとなく不安で保険屋や、友人のすすめられた流れで生命保険に加入している場合があります。
なにかあったときのために、社会人なら保険に入るべきだとよく言われるものです。
なんとなく不安で保険に入っているということならば、見直す余地があるでしょう。
保険は感情で加入するものではないからです。
万が一の状況が起きてしまったら生活が破綻することに備えて加入するのが、本来の保険の目的。
しかし子供、配偶者がいない一人暮らし独身の場合、自分自身が亡くなったあと路頭に迷う家族がいないことがほとんどでしょう。
自分自身が仕送りをしないと生活が破綻してしまう人がいない限り、生命保険は不要な場合が多いです。

僕独身一人暮らしだけど、僕が亡くなっても金銭的に路頭に迷う人はいないかな

路頭に迷う人がいなければ、生命保険は不要ですね!不要だと判断出来たら解約しましょう
一人暮らしに医療保険が不要な理由
一人暮らしの場合、一馬力なので働けなくなったときの不安が大きいと思います。
実は、民間保険に入らなくても、すでにほとんどの人が最強の保険に入っている可能性があります。
高額療養費制度で安心!
まず、高額療養費制度があります。
この保証がかなり手厚い。
入院した時、健康保険適用の範囲内で治療を受けた場合に「決められた限度額を超えた分は支払わなくても大丈夫ですよ」という制度です。
要するに健康保険適用の範囲であれば、「必要以上にかかった治療費は払わなくていいですよ」ということ。
これは、家庭の収入によって限度額が変わるのですが、大体一般家庭であれば、毎月の限度額が10万円かからないくらいになると思います。
治療費に50万円、100万円かかろうが、限度額10万円程度しか支払わなくて済むという超絶最強の制度になります。
高額療養費制度があるから、貯金がある程度あれば保険が不要になる場合がほとんどです。

ある程度の貯金でなんとかなりそうだね!もっとお金がかかると思っていたよ!

保険適用の範囲内ならどんなに医療費がかかっても、平均的な収入なら月10万円前後で収まります
出典:厚生労働省ホームページ (高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省)
会社員は傷病手当金でさらに安心!
会社員で健康保険に加入していれば傷病手当金を受け取れる可能性もあります。
会社を休んだ日が連続して3日間あり、4日目以降休んだ日に対して給付される手当金になります。
会社員はさらに手厚いです。
例えば、病気の療養が長引いて有休も消化してしまうと働くことができず給料が途絶えてしまうことになります。
そこで働けなくなった時、傷病手当金があるので安心して治療に専念できます。
人によって支給額が違いますが給料の何十%が支給されます。
細かい条件等で受け取れる人、受け取れない人と分かれますが、基本的に条件を満たせば受け取れる人が多いでしょう。

会社員はさらに手厚いね♪こんなに制度が充実していたら民間の医療保険はいらないかも!

高額療養費制度に加え、傷病手当金があると生活が破綻することが、かなり低くなりますね
詳細は、下記の厚生労働省のホームページに記載されていますのでご確認ください。
出典:厚生労働省ホームページ (傷病手当金 | こんな時に健保 | 全国健康保険協会)
日本人はみんな最強の医療保険に加入している
国民皆保険の高額療養費制度。会社員であればプラスで傷病手当金と手厚い補償がついているので、民間の医療保険が不要な場合がほとんどです。
国民健康保険料、毎月給料から差し引かれている健康保険料と高いお金を払っているのに、さらに民間の医療保険でお金を払う必要はないでしょう。

たしかに毎月の給料から健康保険かなり引かれているね

給料から毎月保険料を支払っています!さらに民間保険加入する必要はほぼないでしょう
とはいえ、貯金が全くできていない状態での入院に不安がある場合があるでしょう。
その場合、お金が貯まるまで必要最低限の掛け捨ての保険に入るといいでしょう。
私も必要最低限の貯金が貯まるまでは、掛け捨ての安い補償の医療保険に加入していました。
ある程度の貯金が貯まり、医療保険は解約しました。

貯金の目安として生活費の6か月~1年分くらい貯まれば、医療保険を解約検討しましょう
日本人であれば最強の国民皆保険があるし、さらに会社員であれば傷病手当金もあるので本当に手厚いです。
保険を解約して、毎月の保険料の支払いがなくなったので、とてもお金も心にも余裕ができてラクになりました。
- なんとなく不安だから加入
- 社会人として常識だから、加入していないと恥ずかしい
- 医療費がかなりかかる心配で加入
これらの思い込みをはずすことで本当に必要な保険が見えてくるでしょう。
車に対する思い込み
車はかなり維持費がかかります。
なんと生涯に使う車の費用は生涯で4,000~5,000万円と言われています。
車を所有しているとお金が貯まりにくいことが分かります。
車を手放して生活ができるのであれば、手放すのが一番です。
徒歩の生活圏内でバス、電車などの公共交通機関がしっかりしていて車がなくても支障がない地域であれば、車を手放しを検討してみるのもありです。
車にかかる費用を見ていきましょう
- 車の購入費用
- 税金
- 自賠責保険
- 駐車場代
- 車検
- 重量税
- 任意保険
- 毎月のローン返済(分割払いの場合)
- メンテナンス代
- ガソリン代
最低でもこれらの項目は、車に費用がかかります。
以上のように、固定費や維持費のことを考えると、車を所有しないのが最強です。

僕の地域は田舎で車がないと仕事、買い物もいけないし生活に困るよ・・・

車が必要な地域なら、車の維持費を抑える方法を考えるといいですね!
地域によっては、車がないとどうしても生活ができない人もたくさんいると思います。
仕事、買い物に行けないと生活はきびしくなりますからね。
車がどうしても必要なら、車の固定費を下げることを考えてみましょう。
本来の目的を考えてみましょう。
車の本来の目的は何でしょうか?
それは、移動すること。
車を所有する究極の目的は移動手段です。
必ずしも新車である必要はありません。
車を購入する時は中古車を選択することをオススメします。
中古車を選択することで車の購入金額をかなり抑えることができます。
新車を買う場合、ローンで購入する方も多いですが、ローンで購入すること自体が身の丈に合っていない買い物だと感じます。
毎月のローン返済で家計が圧迫される原因になります。
また、移動手段という目的だけを考えると不要なオプションをつけたり、見栄を張るためにかっこいい車を選ぶ必要はないのです。
- 車は新車じゃなきゃダメ
- ローンを組んで当たり前
- 車は快適でオシャレじゃなきゃいけない(オプションをつける)
本来の目的は移動手段です。
最低限不快にならない程度であれば、エアコンが効いて安全に移動ができればいいと思います。
車を所有しているだけでもお金がかかるので、維持費が安いのに越したことはありません。
移動手段のみを考えると、必要最低限の機能が備わっていれば目的を満たすことができます。
どうしても生活するのに車が必要なら、車の固定費を下げていくことを検討していきましょう。

移動目的だけで考えるなら、新車じゃなく中古車でもいいかもね

中古車なら新車よりもかなり費用を抑えて車を所有することができますね
家計簿で見つけた大きな固定費の見直しをしよう
家計簿をつけて固定費を把握できたら、見直しの作業にとりかかりましょう。

家計簿をつけることで大きな支出が分かったけど、どう見直したらいいの?

だいじょうぶ!これからくわしく解説していきますね♪
どう見直していいのか分からないと思いますので、これから解説していきます。
一度見直してしまえば、自動的に毎月の支出が減るので、お金と精神的に余裕がでます。
固定費の見直しは大変なことが多いですが、その労力は最初だけです。
最初の労力を乗り越えていけば、あとは良い事しかないのでできる範囲から頑張りましょう。
それぞれの項目で見直しの方法を解説していきます。
家賃の見直し方法
家賃は手取りの3割程度くらいと言われますが、お金の面で考えると安ければ安いほどいいです。
今住んでいる家が必要以上のスペックで、家賃が高いなら引越しを検討してみましょう。
家賃の見直しで引越しをする場合は、退去費用、引越し費用、初期費用でお金が大きくかかります。
※以下の3つの項目をまとめてトータル初期費用と呼びます
- 退去費用
- 引越し費用
- 初期費用
上記の3項目をまとめてトータル初期費用と呼ぶことにします。
家賃の固定費の見直しは、長い目で見てトータル初期費用を回収できたらオッケーという考え方。
トータル初期費用が大きく発生するので、手持ちのお金があまりない人には少し厳しいかもしれません。
そのような方は、保険、車の見直しを最初に検討してみることをオススメします。
貯金があって引越しが可能なら、トータル初期費用を回収できる期間や引越し先の住環境をトータルでお得だと感じるなら行動をしていけばいいでしょう。
それでは、家賃を見直すときのポイントを見ていきましょう。
家賃交渉をしてみる
実は、あまり知られていませんが家賃交渉は可能。
家賃交渉をして家賃を下げることができたら、引越し自体もしなくてもいいかもしれません。
家賃をさげるために一番労力もかからず、効果が大きいでしょう。
家賃を下げる金額を決める
家賃交渉が上手くいかなかった場合は、引越しを検討してみましょう。
- トータル初期費用を早く回収するために今より家賃が1万円以上安くなる物件をさがす
- 引越し先で暮らす期間を考えてトータル初期費用を回収できるか考える
以上が、家賃を下げる金額の決め方のポイントになります。
トータル初期費用の回収は、家賃差額が大きければ大きいほど早くなります。
逆に、家賃差額が小さいと回収時間まで現実的じゃない期間が必要になる場合がでてきます。
固定費を下げて家計をラクにすることが目的ですから、トータル初期費用の回収を考えることがもっとも大切。
トータル初期費用を回収することができなければ、逆にマイナスになってしまいます。
それらを踏まえて、一人暮らしの引越しにかかる費用をみていきましょう。
■退去費用の相場
- ワンルーム、1LDK 約5万円←表はこれを採用
- 2K~2LDK 約8万円←表はこれを採用
- 3DK~4LDK 約9万円
一人暮らしで3DK~4LDKに住んでいる人は、ほとんどいないと思うのでワンルーム、1LDK、2K~2LDKで採用
■引越し費用の相場
業者を利用する際の引越し場所(距離)の相場
・県内(近距離):2~5万円←表はこれを採用
・県外への引越し(中距離):5~10万円
・500㎞以上(長距離):8~15万円
家賃の見直しで検討する引越しなので近距離を採用
■初期費用の相場
家賃のおおよそ4~6か月分が相場。
家賃5万円の場合:5万円×(4~6か月)=20~30万円
家賃6万円の場合:6万円×(4~6か月)=24~36万円
初期費用は4~6か月分すべての期間の幅で考えます。
一人暮らし引越しの際にかかる費用を、
(部屋の間取り:ワンルーム、1LDK、2K~2LDK 引越し先の距離:県内)
の条件をもとに下の表にまとめました。
家賃 | 退去費用 | 引越し費用 | 初期費用 | トータル初期費用 |
4万円 | 5~8万円 | 2~5万円 | 16~24万円 | 23~37万円 |
5万円 | 5~8万円 | 2~5万円 | 20~30万円 | 27~43万円 |
6万円 | 5~8万円 | 2~5万円 | 24~36万円 | 31~49万円 |
7万円 | 5~8万円 | 2~5万円 | 28~42万円 | 35~55万円 |
8万円 | 5~8万円 | 2~5万円 | 32~48万円 | 39~61万円 |
- 引越し先の家賃が安ければ安いほど、初期費用を抑えられる
- 引越し先の家賃が変わっても退去費用と引越し費用は変わらない
退去費用と引越し費用は、変わらないので初期費用を低くするには引越し先の家賃がキモになることがわかりました。
引越し先の家賃をできるだけ安く抑えることがトータル初期費用を早く回収できます。
それでは、家賃差額で引越し初期費用を回収できるまでの期間を下の表にまとめました。
家賃差額 | 家賃4万円 トータル初期費用 23~27万円 | 家賃5万円 トータル初期費用 27~43万円 | 家賃6万円 トータル初期費用 31~49万円 | 家賃7万円 トータル初期費用 35~55万円 | 家賃8万円 トータル初期費用 39~61万円 |
3,000円 | 6年5カ月~ 10年4カ月 | 7年7カ月~ 12年 | 8年8カ月~ 13年8カ月 | 9年9カ月~ 15年4カ月 | 10年10カ月~ 17年 |
5,000円 | 5年10カ月~ 6年2カ月 | 4年6カ月~ 7年3カ月 | 5年2カ月~ 8年2カ月 | 5年10カ月~ 9年2カ月 | 6年6カ月~ 10年2カ月 |
10,000円 | 1年11カ月~ 3年1カ月 | 2年4カ月~ 3年8カ月 | 2年7カ月~ 4年1カ月 | 2年11カ月~ 4年7カ月 | 3年3カ月~ 5年1カ月 |
15,000円 | 1年4カ月~ 2年1カ月 | 1年7カ月~ 2年5カ月 | 1年9カ月~ 2年9カ月 | 2年~ 3年1カ月 | 2年2カ月~ 3年5カ月 |
20,000円 | 1年~ 1年7カ月 | 1年2カ月~ 1年10カ月 | 1年4カ月~ 2年1カ月 | 1年6カ月~ 2年4カ月 | 1年8カ月~ 2年7カ月 |
- 家賃差額が1万円未満だと、トータル初期費用を回収するまでに時間がかかりすぎる(家賃8万円くらいまで)
- 家賃差額によってトータル初期費用が回収できる期間の目安がわかる
家賃差額が1万円未満だと上の表のように、回収までかなりの時間がかかります。
家賃差額が3,000円だと家賃4万円と安くても、トータル初期費用を回収するまでに最低でも6年5カ月はかかってしまいます。
今の家賃より1万円以上さがらなさそうな場合は、引越ししないほうがいいかもしれません。
一方、家賃差額が1万円以上になってくるとトータル初期費用の回収期間が早くなるのがわかります。
家賃差額1万円で家賃が4万円なら、3,000円の6年5カ月~10年4カ月と比べると1年11カ月~3年1カ月とだいぶトータル初期費用の回収期間が早いです。
上の表の一番高い8万円の家賃の場合でも、3年3カ月で回収できます。
家賃8万円くらいまでなら、家賃差額1万円以上を考えることをオススメします。
退去費用を抑える
家賃を下げる金額を決めたら、次は引越しを検討します。
まず初めに必要な引越し費用が、退去費用。
退去費用で不要な支払いをしないことで、トータル初期費用を抑えることができます。
退去費用を抑える方法を見ていきましょう。

正しい知識で退去費用を抑えることが可能になります
原状回復義務を理解する
退去費用を抑えるために原状回復義務について理解する必要があります。
「借りた時の状態に戻して部屋を返しましょう」ということ。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考にすると理解が深まります。
原状回復義務を理解することで、退去時に発生する不当な請求を支払わなく済みます。
不当な請求に応じないために「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」があります。
「原状回復ガイドライン」とは、部屋を借りている借主が不利益にならないように原状回復に関するガイドラインです。
例えば経年劣化による壁のクロスの日焼けや畳の擦り傷やスレなど、普通に生活していて価値が下がったものに関しては、借主が負担することはありません。
「原状回復ガイドライン」を理解すると、経年劣化に対して支払い義務がないことがわかりますので、不当に請求された場合は支払わなくて済むようになります。

ガイドラインを知ることによって不要な支払いをしなくて済むようになるんだね

普通に生活していて経年劣化したものは、借主は負担しなくていいです
国土交通省の「原状回復ガイドライン」を読んで、原状回復義務を理解するようにしましょう。
掃除を徹底する
退去時にはできるだけ部屋をきれいにしておくと、退去費用を安くできる可能性があります。
理想は、普段からきれいに掃除をすることです。
特に水回りは、普段からきれいにしておくことで黒カビや水あかがこびりつかず退去費用を抑えることにつながります。
初期費用を抑える
新しい家を安く借りることで、トータル初期費用を抑えることができます。
賃貸契約時の費用を抑える方法を見ていきましょう。
火災保険を自分で決める
賃貸契約時、不動産から提示された火災保険にそのまま流れで契約するのが一般的でしょう。
しかし、提案された火災保険がかなり高額であることがほとんどです。
あまり知られていませんが、実は火災保険は、自分で加入することができる場合が多いです。

火災保険を自分で選べることは知らなかったなぁ

契約書に必ず指定の火災保険に入らないといけないと記載があることも!自分で決める前に不動産に交渉しましょう
私自身、不動産指定の火災保険に入っていましたが、年間1万円くらい払っていました。
火災保険が高いと思ったので、不動産に自分で入りたいと伝えて了承を得られたので自分で加入しなおしました。
今では、年間4,000円と今までの半分以下に保険料を下げることに成功!
私は、こちらの「お部屋を借りるときの保険」の火災保険に乗り換えました。
手ごろな掛け金で、一人暮らしにはオススメ!
※提案された火災保険に必ず入らなればならない場合もあるようなので、不動産に確認を取ってから火災保険に加入しましょう。
不思議なことに、不動産から勧められた火災保険より保険料が安いのに補償が手厚くなりました。
今まで高い保険料を払っていた意味が分かりません。
本当に見直してよかったです。
仲介手数料を交渉する
仲介手数料も安くできる可能性があります。
賃貸契約時、不動産が部屋を借りる借主側から受け取ることができる仲介手数料の上限額が決まっています。

物件を探しているとき、仲介手数料1カ月分とかよく見るよ!

不動産が受け取れる仲介手数料の上限は0.55カ月分までと決まっています!
不動産が受け取れる仲介手数料の上限額は家賃の0.55カ月分まで!
0.55カ月より多くの仲介手数料を請求された場合は、ぜひ交渉してみましょう。
害虫駆除・室内消臭を断る
害虫駆除・室内消臭を断ることができることがあります。
入居条件に必須であれば、断ることができません。
必須でなければ、交渉して断ることが可能になりますので、いらなければ交渉してみましょう。
引越し費用を節約する
引越しの費用を抑えることで、トータル初期費用の回収までの期間が早まります。
引越し業者を使わずに自分で引越しができると引越し費用はゼロなので、一番オススメ。
自分自身で引越しが難しいなら、引越し業者を使うしかありません。
これから引越し業者を安く利用する時のポイントをお伝えします。

引越し費用ってけっこうかかるイメージ

引越し費用も工夫次第では安くできますよ
相見積もりをとる
必ず相見積もりをとりましょう。
- 同じ引越し条件で複数の業者に見積もりを取り、料金の比較をしやすくする
- 相見積もりをすることで値引き交渉しやすくなり、値引きが成功しやすくなる
- 同じ料金でもサービス内容が違うので条件が良いほうを採用できるメリットもある
引越し業者も他社との競争があります。
相見積もりをすることで他社よりも安くしてでも選んでもらいたいと考えます。
その時、相見積もりの効果が発揮されます。
ぜひ相見積もりをとって交渉しましょう。
繁忙期を避ける
繁忙期を避けるのも引越し料金を安くできるコツになります。
繁忙期の時期は、料金がもっとも高い時期なので避けるようにしましょう。
就職、進学のタイミングである2月~4月が繁忙期になります。
それ以外の時期で引越しタイミングを検討しましょう。

繁忙期は、避けるように注意だね!
土・日・祝日を避ける
土日祝日も高くなるタイミングです。
平日のほうが安くなりやすいので、可能であれば平日を選びましょう。
時間指定をしないプランを利用する
時間指定なしの「フリー便」のプランを選択することで料金を抑えられます。
通常の料金の半額近く安くなる場合もあります。
しかし、フリー便にはデメリットもあります。
メリット
- 料金が安くなる可能性がある。通常の半額近くになることも!
デメリット
- 時間指定がないので時間拘束がある(いつから引越しが始まるかわからないため)
- 近所迷惑になる可能性がある(繁忙期は、深夜から始まることも・・・)
- 夜遅くから引越しが始まるので、業者が疲れていて荷物を傷つけてしまうリスク、作業効率が悪くなる可能性がある
これらのメリットとデメリットを考えて検討してみましょう。
荷物を減らす
引越し前に不要なものを処分していくことがオススメです。
荷物を減らすことで作業員の人数、トラックの台数や容量を小さくすることで料金を抑えることが可能です。
引越しタイミングで本当に必要なもの、不要なものを仕分ける良い機会になります。
新居では、スッキリとした気持ちで過ごせるのもいいですね。
荷物を減らし費用を抑えていきましょう。
保険の見直し方法
一人暮らしの保険料の平均は月1万円以上と言われています。
毎月1万円以上の保険料の支払いは、家計を圧迫しやすいです。
保険は、万が一起こったら生活が破綻するケースに備えるために加入します。
今加入している保険が、不幸があった時に生活が破綻するまでいかないものであれば、加入しなくていいケースがほとんどです。

保険は、万が一起こったら生活が破綻することに備えて加入するものです
生命保険と医療保険の見直しについてみていきましょう。
生命保険
一人暮らしの場合は、基本的に生命保険は不要な場合が多いです。
万が一、家庭を持っている大黒柱が亡くなってしまうと子供や配偶者が路頭に迷って生活ができなくなるかもしれません。
一人暮らしの場合、自分自身が亡くなっても経済的に路頭に迷う人がいるケースが少ないので生命保険が不要な場合がほとんど。
誰かに仕送りをしているなどない限り、生命保険は基本的に不要です。
今現在誰にも仕送りをしておらず、自分の力で一人暮らしの生活が成り立っていれば不要なことがほとんどでしょう。
その場合、現在加入中の生命保険を解約してもいいでしょう。
医療保険
一人暮らしの場合、医療保険に加入されている方が多いのではないでしょうか。
もしも、自分が働けなくなった時に他に稼いでくれる人がいないので、そのように考えるのも分かります。

働けなくなった場合、収入がなくなるのが心配すぎる・・・

ある程度の貯金があれば、「高額療養費制度」などの補償があるから基本的には安心ですね
日本国民全員が使える「高額療養費制度」と、それに加え会社員であれば「傷病手当金」があります。
私たち日本人はすでに最強の保険に入っています。
それが国民健康保険。
国民健康保険の「高額療養費制度」が本当に心強いです。
高額療養費制度は、健康保険適用の範囲であれば、「必要以上にかかった治療費は払わなくていいですよ」という制度。
だいたいの人が、入院した時は差額ベット代は別ですが、保険適用の範囲内であれば月10万円前後で済みます。
さらに会社員で健康保険を払っていれば、傷病手当金が出る可能性があり、給料の何十%を受け取りながら治療に専念できます。
以上の理由で、ある程度貯金があれば医療費はなんとかなります。
貯金がなく医療費が払えない不安がある場合は、ある程度貯金が貯まるまでは、掛け捨てで保険料が安い保険にはいるのもありです。
貯金がある程度貯まったら、医療保険を解約するといいでしょう。
車の見直し方法
生涯に使う車の費用は生涯で4,000~5,000万円と言われています。
車を所有しているとお金が貯まりにくいことが分かります。
公共交通機関が充実している地域であれば、車を所有しないことを検討してみるといいでしょう。

え!?そんなに生涯で支払っているの!?高すぎる・・・

トータルで見てみるとバカにできない金額ですよね・・・
もちろん車は趣味にもなるので、所有することがダメだとは思いません。趣味は人生を彩ります。
ただ、家計をラクにすることを目的とするなら、車を所有しないことが一番です。
田舎に住んでいて車がないと生活できない場合は、車を所有することになると思いますので見直し方を見ていきましょう。
新車でなく中古車を買おう
新車でなく中古車を購入することでコスト削減できます。
移動手段として車を使うなら中古車で十分です。

中古車のほうが、新車より本体価格が安いのでオススメです!

たしかに、移動だけが目的なら中古車で十分だよね
また、新車をローンを組んで買うことは、オススメしません。
ローンを組むことで余計な金利を払うことになり、一括で購入するよりもトータルでお金がかかります。
ローンを組んでしか買えないような車自体が身の丈に合っていない買い物でしょう。
移動目的なら現金一括で買える中古車を選びましょう。
軽自動車を選ぶ
維持費は、普通乗用車にくらべ軽自動車が安くなります。
メリット
- 税金が安い
- 本体価格が安いことが多い
- 高速料金が安い
- 普通乗用車と比べ車検が安い
デメリット
- 普通乗用車と比べ、安定性がなく安全面でも若干不安がある
普通乗用車か軽自動車どちらかが良いかは、バランスよく考えるといいでしょう。
車の車両保険
車の保険には2種類あります。
- 自賠責保険
- 任意保険
自賠責保険は強制的に全員が加入する保険で見直しようがありません。
今回の見直しのポイントが任意保険の車両保険です。
車に損傷が出た時に使う車両保険は、基本的に不要です。

車が損傷した場合、高額の修理費用がでるから必ず必要でしょ!

修理費用と保険料をトータルで見てみるとほぼ同じ金額を払うことになるので、基本的に不要です
車が損傷した時、高額な修理費用が発生します。
車両保険は修理費用に備えた保険で必要性を感じるかもしれません。
まず、車両保険が不要な理由について考えるには車の任意保険の等級について考える必要があります。
車の任意保険には等級があります。
等級は、1~20級までの20段階あります。
等級が上がるごとに保険料に対して割引が適用される仕組みになっているので、等級が高ければ高いほど保険料が安くなります。
1年間無事故であれば、1等級上がります。
無事故を継続していけば、等級が上がり保険料が安くなるということですね。
逆に、事故を起こして任意保険を使うと等級が下がり保険料が上がります。
等級の仕組みをベースに考えると、車が損傷して修理に車両保険を使うとします。
任意保険の車輛保険を使うと、等級が下がってしまいます。
等級が下がると保険料が上がるので、今までより多くの保険料を払うことに。
上がった保険料を支払うということは、今の車の修理代を後から払うことになってしまうわけです。
トータルで見ると、修理費用と車両保険料はほぼ同等になるので保険に加入している意味がなくなります。

なるほどねぇ。トータルで見ると修理費用と保険料の支払いはほぼ同等になるんだね

結局、修理代の先払いか、後払いでの違いしかありません。車両保険を使う機会がなければ、無駄に保険料を支払うことになります
無事故でも、保険料を支払うことになるので車両保険に加入していることがムダになる可能性があります。
車両保険を解約し、毎月の家計の負担を軽くしていきましょう。
まとめ
今回の記事では、一人暮らしの大きな固定費を見直して家計をラクにしてお金が貯まりやすい家計を作る方法をお伝えしてきました!
記事を大まかにまとめると以下のとおり
- 一人暮らしで見直すべき固定費は、家・保険・車の3つ
- 固定費を見直すことで家計がラクになり、お金に余裕がでる
- 家計簿をつけて大きな固定費を見直す部分を見える化する
- 固定費を下げられないという思い込みのはずし方
- 大きな固定費の見直し方法
一人暮らしの固定費の見直しは、最初の労力は正直大変。
しかし、一度見直すとずっと効果が継続します。
家計を大きく占める固定費の負担が軽くなり精神的にも金銭的にも余裕がでるので、本当にオススメなので実践してみてください!

最初は大変だったけど今では、最初の大変さを忘れるくらい生活がラクになってお金が貯まるようになって本当に見直してよかった!

固定費の見直しは最初さえクリアしたら、素晴らしい景色がみられます!
自分にできそうなところからトライしてみることをオススメしますよ♪
それでは、今回は以上になります。
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